Gacktが「DRAGONBALL EVOLUTION」を観た感想を自身のブログに綴っている。「ドラゴンボール」好きで知られるGacktだが「DRAGONBALL EVOLUTION」に対してどのような評価を下したのだろうか？

歌手のGacktが映画「DRAGONBALL EVOLUTION」に対して相当お怒りだ。
この映画のハリウッド制作陣は作者の鳥山明氏を舐めている！と、鳥山氏に対して、失礼極まりないと怒り心頭の様子である。

キャストは悪くないが、原作者の想いを受け取れない人達が作品に関わると決して良い作品は出来ないと指摘。

たとえステージに上がる者が凄くても、制作に携わる人達と想いが通じていなければ、良いステージは作れないと自身の例に照らし合わせた。

さらに、敬愛する鳥山明氏に対しては、大人の事情はあるにせよ、映画の宣伝にコメントをして、「協力しているのはさすがだ、僕だったらキレて何もしない。」とも。

「DRAGONBALL EVOLUTION」については、公開前から完成度の低さを理由にお蔵入りするのではという噂まで流れていた。公開後も興行成績も伸びず、当初は続編の話もあったようだが、これも怪しい展開となっているようである。

原作者の鳥山明氏も「脚本やキャラクターは原作者としては『えっ？』と感じるところがある。別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かも」とコメントしている。

Gacktでなくとも「ドラゴンボール」ファンからすると、確かにこれは「ドラゴンボール」ではないと感じるかもしれない。鳥山氏の言うとおり「DRAGONBALL EVOLUTION」をこれから観ようと思っている人は漫画やアニメの「ドラゴンボール」とは違う作品として観た方が良いのかもしれない。　　　
（TechinsightJapan編集部　MAKI）