writer : ac
鼻血、顔面浮腫、体調不良を訴えて2月初旬、米フロリダ州ジャクソンビルの病院を訪れた男性。「顔全体が燃えているような気がする」と訴え、検査を受けた(『First Coast News 「150 live bugs removed from inside of man’s face at Jacksonville hospital」』より)
耳鼻咽喉科のカールソン医師が鼻の中にカメラを入れて検査したところ、無数の幼虫が蠢いているのが観察できた。鼻の中は炎症を起こしていたという(『First Coast News 「150 live bugs removed from inside of man’s face at Jacksonville hospital」』より)
カールソン医師は「緊急を要する」と判断し、すぐに吸引器で吸引を始めたが、大きすぎる幼虫が機器内に詰まってしまい、1匹ずつ摘出しなければならなかった(『First Coast News 「150 live bugs removed from inside of man’s face at Jacksonville hospital」』より)
摘出された幼虫150匹は種類を特定するため疫学者のもとに送られた。そしてこのニュースには「これまで聞いた中でトップ10に入るほどおぞましいニュースだった」という声もあがった(『First Coast News 「150 live bugs removed from inside of man’s face at Jacksonville hospital」』より)
ポルトガルの病院に駆け込んだ64歳男性の症例が2022年11月、医学雑誌に掲載される。男性の耳の中からは、ハエの幼虫であるウジが摘出されていた(『New York Post 「My earache was actually a potentially fatal, revolting infestation」(Jam Press)』より)
トルコの病院で2023年7月、10歳男児の左瞼の裏から11匹のハエの幼虫(ウジ)が摘出された。医師によると、瞼の裏で幼虫が動き回っていたという(『MedyaTava 「10 yaşındaki çocuğun gözünden ne çıktı7」』より)
フランス在住の男性が右目の違和感を訴えて医師の診察を受けたところ、目から12匹以上の幼虫(ウジ)が摘出された。この男性の症例は2022年4月、医学雑誌に掲載されて注目を集めていた(『Ars Technica 「Doctors fish out more than a dozen tiny maggots from man’s eye」(NEJM)』より)
中国雲南省の眼科医院で2023年11月、50代の女性の両目から60匹以上の生きた寄生虫が摘出された。10年以上のキャリアを持つ医師でさえ「これだけの数は初めて」と驚いたという(『澎湃新闻 「女子双眼取出60多条活虫,很多人都有这个习惯」(图源:澎湃新闻)』より)