12月5日で1歳を迎える男の子が約1か月前、新調した眼鏡を使い初めて周りの世界をハッキリと見ることができ、その瞬間を捉えた動画が反響を呼んでいる。母親が「人々に喜び、幸せ、前向きさを届けている」と語る動画の背景を、米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。
米ニューヨーク州に住むステファニー・マッツォーネ=マイヤーさん(Stephanie Mazzone-Meyer)は昨年12月5日、約3週間早く次男リアム・フレデリック君(Liam Frederick)を出産した。
ステファニーさんは妊娠時、超音波検査で胎児の異常が指摘されており、リアム君は誕生後3週間、新生児集中治療室に入院して検査を受けていた。
目の検査もその一環で、検眼医から「少しだけ遠視があるが、心配する必要はない」と言われたものの、数か月後の検査では一転し、眼鏡がすぐに必要だと診断された。
そんなリアム君が、新しく作った眼鏡をかけた瞬間の様子が11月7日、SNSに投稿されて反響を呼び、12月2日時点で、Instagramでの再生回数が3990万回、TikTokでは7560万回を記録した。
動画では、眼鏡店のカウンターに座ったリアム君のすぐ隣に父親が、向かい側にはステファニーさんがいると思われ、リアム君は当初、青い縁の眼鏡をかけられるのを嫌がっている様子だった。
ところが、眼鏡がぴったりとフィットした途端、