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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】拒食症の治療を受けていた女性、看護師から「痩せる秘訣は?」と聞かれた後に命を絶つ(豪)

検死審問では次のように述べた。

「ある日のこと、看護師がジェニファーに『あなたはとてもスリムなのね』と軽率な発言をしたのです。スリムは褒め言葉であり、痩せている状態から抜け出さなければならない拒食症の患者に対して使うべき言葉ではありません。また、別の看護師は『痩せるための秘訣は何?』とダイエットの秘訣を聞いてきたのです。」

ショーンさんは、同医療センターのスタッフが拒食症に苦しむ患者に対して冷淡な対応をしている場面をたびたび見かけたと主張している。また、彼は「『拒食症患者がいなくなれば、他の病気で悩む人たちのためのスペースが確保される』という感覚をスタッフが持っているように感じた」とも述べている。信じられないことにショーンさんは、看護師がジェニファーさんのことを「隅っこで食べるのを見守る必要がある拒食症患者」と呼んでいるのを聞いたという。

今回の検死審問で、ジェニファーさんは自分の死が「この国(オーストラリア)の摂食障害の治療に関するシステム改革」につながり、「せめて一人でも他の誰かの助けになれば」と願っていたことが明らかとなった。ショーンさんは「娘は思いやり深く、ただ人々を助けたいと願っていた」と語っている。

画像は『The Daily Guardian 「Nurses Asks For ‘Skinny Tips’ From 22-Year-Old with Eating Disorder Just Before Her Death」』『The Mirror 「Nurses asked anorexic woman ‘what’s your secret to staying skinny?’ just before she died」(Image: Ten News)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

ジェニファーさんの父ショーン・マターズさん。検死審問で娘が自死するまでの経緯を明かした(『The Mirror 「Nurses asked anorexic woman ‘what’s your secret to staying skinny?’ just before she died」(Image: Ten News)』より)

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