カチューシャさんはパウロさんのいるイタペバに引っ越すことを決意した。その時、2人は「一緒に暮らす運命にある」と感じたという。また夫婦は低身長症ゆえに、周りから受ける視線や差別にも「2人一緒であれば、乗り越えられる力が湧いてくる」と話している。
実はパウロさん、21歳になるまで歩行ができず、10代の頃は移動手段に子供用の三輪車を使用していたそうだ。しかし整形外科用ブーツを履いて歩く練習を続けた結果、2008年には歩行が可能になり、パウロさんは「もう二度と三輪車には戻らない」と誓い、現在は特別に改良された車を自ら運転している。
夫婦は2016年のギネスワールドレコーズの祝賀会に出席しているが、当時のカチューシャさんは「私たちの記録が身体的な違いを超えて、全ての人が平等に扱われるべき世界だと人々に気づいてもらうきっかけになればと思っています」と語っており、パウロさんは次のように述べていた。
「私たち夫婦は背が低いかもしれないけど、大きな心を持っていて私たちの人生に関わる全ての人に愛情を注いでいるんだ。私たちの人生に困難がないわけではないけど、この困難に夫婦で一緒に立ち向かうことができるっていうのはとても幸せなことなんだ。」
画像は『Menor Casal Instagram「Mil vezes eu te escolheria!」』『Guinness World Records Instagram「Paulo Gabriel da Silva Barros (Brazil) and Katyucia Lie Hoshino are the shortest married couple!」』『Guinness World Records 「UK sisters certified as world’s most premature triplets」』『Hasbulla Magomedov Instagram「А ну дайте жару по сердцам」』『The Mirror 「Meet the world’s tallest family – and the shortest member is mum who is 6ft 3」(Image: Daily Record)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)