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損害賠償や裁判費用などを要求していた。
それから半年が経ったが、マイケルさんとジョナサンさんがマドンナ側と和解することなく、訴訟を取り下げたことが明らかになった。
現地時間19日に提出された書類によると、マドンナとライブ・ネーションの代理人ジェフ・ウォシャフスキー氏は、訴訟の取り下げについて「いかなる和解の結果でもない」と述べ、こう続けた。
「原告は、このやり方では和解金を得られず、我々が提出した修正訴状却下の申し立てに反論する必要があることが明らかになったため、訴訟を放棄した。」
さらにマドンナとライブ・ネーションは、この訴訟について「自分達に費用を負担させるための、根拠のないストライキ訴訟だと考えている」と伝えた。
米メディア『Entertainment Tonight』が入手した法的文書によると、マイケルさんとジョナサンさんは、訴状を「不利益としながらも自主的に却下し、各自が手数料と費用を負担する」ことに同意したという。
2人はクラスアクション(集合代表訴訟)の認証を求める前に個人単位で却下したため、訴訟の取り下げに裁判所の承認は必要なかった。
なおマドンナは、2019年と2020年にも開演時間が遅れたとしてファンから訴えられたが、その後、両訴訟は自主的に取り下げられていた。
画像は『Madonna Instagram「My babies got a secret」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)