侵攻する際に非常に多くのボートがあったため「英仏海峡を歩いて渡ることができた」と語った。
しかしエリックさんと一緒に海峡を渡ろうとした人々は、フランスにたどり着くことができなかったそうで、「私の親愛なるフレッドを含め、非常に多くの男女が私と一緒に参加しました。しかし残念なことに、上手くいきませんでした」と悲劇を伝えた。
この話を聞いたチャールズ国王夫妻は心を痛めたようで、現地メディアが掲載した写真では、国王が指で目元を押さえる様子や、隣に座るカミラ王妃が目に涙を浮かべる姿が写っている。
その後、国王が王妃に付き添われてステージに上がると、会場はスタンディングオベーションが起きた。
そしてウィリアム皇太子が壇上に立ち、「D-デイ」に参加したアラステア・バナーマン大佐が上陸作戦の朝、妻宛てに記した日記の一部を朗読した。
次に国王が壇上に現れ、集まった人々に向けてこのように語りかけた。
「今日、そして我々の人生を通して聞いた勇気と回復力、連帯感の物語は、我々を感動させて鼓舞すると同時に、我々が戦時中の偉大な世代に負っているものを思い出させてくれます。」
「その証言を聞くことができるのは我々にとって光栄なことですが、その役割は単に受け身であるだけではありません。我々と未来の世代が、彼らの奉仕と専制を自由に置き換えるための犠牲を忘れないようにすることが我々の義務です。」
「あの危険な任務に参加した人々の卓越した勇気、奉仕、犠牲を称え続けることは、我々の厳粛な義務です。」
画像は『The Royal Family Instagram「Today in Portsmouth, The King, The Queen and The Prince of Wales joined veterans, Heads of State,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)