米フロリダ州在住のある男性が、このほど自身のオートバイ事故の瞬間をYouTubeに投稿し、衝撃的なシーンがネットで話題になっている。4か月前の事故で重傷を負ったものの、一命を取り留めてSNSで再び発信できるまでに回復した男性は、現在までに48万回以上視聴された動画で、自身の運転技術を過信した自責の念とともに、無謀な運転の行きつく先がどれほど悲惨か伝えている。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。
YouTubeのアカウント名を「Street Demon PC」とする男性は、先月21日に自撮り動画を公開し、約4か月前に起きた高速道路でのオートバイ事故を振り返り、こうコメントしている。
「アクシデント(不意の出来事)とは言うけれど、これは明らかに私自身が招いたことです。」
男性はこの夏、自撮り棒を自動的に消して360度撮影できるカメラを「ホンダCBR600RR」に取り付けて疾走する様子を撮影した。フロリダ州デイトナビーチ郊外で州間高速道路I-95 号線に進入した男性は、片側3車線の道を高速で走行。車線を左に右に変更して、トラックなどを次々に追い越していった。
男性は事故以前に、すり抜け走行の動画をいくつもInstagramに投稿していた。横の車すれすれを追い越すところだけスローモーションで見せるような編集を施し、「俺の道はハイウェイさ」などとコメントすることもあった。
事故を起こした日、動画上で走行3分ほどが経過して車が増えてくると、男性はスピードを落とすことなく左車線のセダン車と中央車線のセミトレーラーの間をすり抜けた。しかしここで男性は、すぐ前を走行していた黒いGMCピックアップトラックの後部右側に衝突してしまった。前にうなだれた男性は、