ベラルーシで最近、エメラルドの輝きを放つ被毛を持った子猫が生まれ、話題となっている。子猫は色を染めたわけでもなければ、芝に体を擦りつけたわけでもなく、生まれつき黄緑色だという。キュートな子猫の話題を動物専門ニュースサイト『The Dodo』などが伝えた。
ベラルーシ西部、フロドナ州の州都フロドナ(ロシア名、グロドノ)に住むセルゲイ・ヴィクトロヴィッチさん(Sergey Viktorovich)は最近、黄緑色の被毛を持つオスの子猫を迎え入れた。
「村で子猫が生まれたという噂を聞いて行ってみたところ、オレンジ色の被毛(茶トラ)にうっすらとエメラルドがかった猫が目に飛び込んできてね。一目惚れしたんだよ」と明かすセルゲイさん。母猫はごく普通の茶トラだったものの、ほかの2匹のきょうだいは黒と白の被毛だったそうで、ユニークな黄緑色の子猫についてこのように語った。
「この子を初めて見る人はみんな、『なぜ猫を染めているの?』と聞いてくるんだ。それで獣医にも診てもらったけど、『これは自然なもの。健康には全く問題はない』と言われてね。あの子はまさに、自然が成した奇跡だよ。」
「でもなぜあんな色になったのかは、はっきりとは分からないんだ。獣医は『猫の色を決める遺伝子がうまく機能しなかったのではないか』と指摘していたけどね。」
セルゲイさんは長年、“テディ(Teddy)”という名のウェルシュ・コーギーを飼っており、子猫がやって来るまではどちらかというと猫よりも犬が好きだったという。ところが今では、