韓国では、数年前から女性をターゲットにした盗撮が大きな社会問題になっている。オーストラリア人の女性がSNSでこの盗撮について警告したところ、多くの関心を集めたようだ。オーストラリアのニュースメディア『7NEWS Australia』などが伝えた。
韓国で社会問題になっている盗撮は深刻化するばかりだが、この問題についてオーストラリア人女性のジャズミン・ジェニングスさん(Jazmyn Jennings)がTikTokに動画を投稿して注意喚起した。動画は今年の3月26日に投稿されたものだが、最近になって豪ニュースメディア『7NEWS Australia』などが取り上げたことで注目を集めた。
現在、韓国に住んでいるジャズミンさんは、現地での生活についてTikTokに動画を投稿している。話題になった動画では、盗撮の問題がリアルに語られていた。彼女は「韓国は大きな問題を抱えていますが、それは外国人の間で十分に議論されていません」と述べ、このように続けた。
「韓国をすでに訪れている方、または近いうちに韓国に来る方は、ぜひこの動画を見て欲しいのです。韓国では“隠しカメラ”という本当に大きな問題があります。もしあなたが女性用個室トイレに入った場合、トイレ内の隙間が濡れたトイレットペーパーで塞がれていることに気づくでしょう。分からないけど、たぶん男性用も同じかも…。」
「このようなことをしているのは、韓国の多くの女性が自分を小型隠しカメラによる撮影から守るためです。盗撮された動画は多くの場合、ネット上で共有され、それを男性が見ているのです。この問題はトイレだけでなく、“Airbnb”などの民泊施設の部屋でも同じことが言えます。」
「基本的にどんな場所でもプライベートな空間であれば隠しカメラに晒される危険性があるので、あなたが(韓国を訪れる)外国人である場合、盗撮発見器の購入をお勧めします。隠しカメラは火災警報器や目覚まし時計などに非常に巧妙に隠されており、これは韓国だけでなく世界中のどこでも起こり得ることです。」
ジャズミンさんの動画は多くの人に衝撃を与えたようで、