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インド北部ラダック地方で今月13日、急斜面で野生のヒツジを狩るユキヒョウの姿が捉えられた。過酷な山岳地帯に生息する絶滅危惧種のユキヒョウの狩りの映像は希少で、SNSでシェアされて注目を集めた。インドメディア『Free Press Journal』などが伝えた。
インド西部プネーを拠点に野生動物写真家として活躍するヴェーダント・サイトさん(Vedant Thite)が13日、標高3000メートルを超えるインド北部ラダック地方の山岳地帯で、ユキヒョウの狩りの撮影に成功した。
ユキヒョウが仕留めたのは山岳地帯に自生する「ウリアル」と呼ばれる野生のヒツジで、ヴェーダントさんはInstagramに「狩りの成功は、ユキヒョウのこれまでの経験、忍耐、技量、それら全てが実を結んだ結果」と記すと、このように説明した。
「ユキヒョウは2時間以上をかけ、何度も戦略的に居場所を変え、少し怪我をしていたウリアルに狙いを定めた。そして完璧な位置から的確なタイミングで奇襲、急斜面を一気に駆け下りた。そうして狩りは、相手が崖から転げ落ちる最後の瞬間まで続いた。」
ヴェーダントさんはその日、ユキヒョウがうたた寝をしていた朝からずっとその個体を見守っていたそうで、