中国のグルメ系インフルエンサーの女性が昨年、絶滅危惧種のホオジロザメを調理して美味しそうに頬張る動画をSNSに投稿した。しかし警察の捜査が入り、最近になって多額の罰金が科されたという。米メディア『New York Post』などが伝えている。
中国版TikTokの「抖音(ドウイン)」でアカウント名「提子(ティーズー)」というグルメ系インフルエンサーの女性が昨年7月14日、サメを調理して食べる動画を投稿した。動画は四川省南充市で撮影されたとみられており、そこには体長2メートルの死んだサメが横たわっている。ティーズーさんはこのサメを切り分けて、次々と調理していった。
サメをあぶったり煮たりする場面が映り、最後にティーズーさんは香辛料のたっぷりかかったサメのバーベキュー料理にかぶりついていた。この動画は注目を集めたものの「名声欲しさのためにサメを食べた」と多くの人に非難されたことから、ティーズーさんはのちに投稿を削除した。しかし動画は多くの人によって拡散されてしまったのだ。
その後、視聴者から「これは絶滅危惧種のホオジロザメではないか?」といった声があがり、