海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】「カビゴンが現れたぞ!」応援要請を無視してポケモンGOを優先した警察官、復職求めるも却下(米)

驚きの事実が明らかとなった。そこには応援要請が届いたことについて話し合うルイスとエリックの姿が映っていたが、エリックの口からは「カビゴンが現れたぞ!」という言葉が発せられた。2人は勤務中にもかかわらず、携帯でポケモンGOをプレイしていたのである。

しかも強盗犯はそっちのけでパトカーを走らせながらカビゴンへのルートや所要時間について議論しており、カビゴンを捕まえに行く途中でトゲチックというキャラクターも出てきたことでさらに2人はゲームに夢中になった。

映像の中には、「逃げるなよ、逃げるなよ」「捕まえた!」「なんてこった、ついに捕まえたぞ!」などと言いながら喜ぶ2人の姿も記録されていたという。呆れた行動の数々が明らかになると同時に当初の嘘も判明し、ルイスとエリックは解雇された。

しかし2人は車載カメラの映像はプライベートなものであること、状況から見ても解雇処分は厳しすぎるとして控訴していた。2人は「ただポケモンGOについて話していただけで、プレイはしていない」「車載カメラは警官の“私語”を監視するためのものではない」などと裁判で主張したが、裁判官は「その前提に“欠陥”がある」と判断し控訴を棄却した。

このニュースを見た人々からは「今はポケモンGOをする時間がたっぷりあるだろうね」「強盗事件が発生していようがなかろうが、勤務中にゲームはだめでしょう」「確かにカビゴンはレアだけどね」など呆れるコメントが届いている。

なおポケモンGOがリリースされた頃には、プレイ中に他人の私有地に不法侵入したことにより発砲事件に発展したという驚きのニュースも話題を呼んでいた。

画像は『The Guardian 2022年1月11日付「Two Los Angeles officers fired for ignoring robbery to play Pokémon Go」(Photograph: Remko de Waal/EPA)』『The Verge 2022年1月10日付「LAPD officers fired for catching a Snorlax instead of a burglar denied appeal」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

カビゴンをどうしても捕まえたかった?(画像は『The Verge 2022年1月10日付「LAPD officers fired for catching a Snorlax instead of a burglar denied appeal」』のスクリーンショット)

1 2