今月16日午後7時前、英ロンドン南部の2階建て住宅で火災が発生し、2組の双子兄弟が犠牲になった。出火当時、母親は買い物に出かけており幼い子供たちは4人だけで留守番していたという。クリスマス前に起きた悲しい事故を『Metro』などが伝えている。
ロンドン南部サットンにて16日午後7時前に発生した住宅の火災で、4歳の双子ケイトン君(Kyson)とブライソン君(Bryson)、3歳の双子レイトン君(Leyton)とローガン君(Logan)の4人が犠牲になった。
火元は1階の玄関ドアとみられており、火災発生当時に母親のデヴィカ・ローズ(Deveca Rose、27)は買い物に出かけて留守だった。
近隣住民の1人は「通報をしたのは午後7時少し前だった。母親が帰宅したのは午後8時半から午後9時くらいで、買い物袋を抱えていた。母親は男児4人と暮らしていて、帰宅した時はタバコを吸い、感情を表に出すことはなく冷静だった」と当時の様子を明かした。
ちょうど炎が上がった時に車で通りかかったという近所の女性は「現場にいた人たちが心肺蘇生法ができる人を探していたので、急いで車から降りて男児の1人に心臓マッサージをした。救急隊員が到着するまでの間の1分ほどだった。男児はまだ学校の制服を着ていた。助かると思ったのにショックだ。本当に残念でならない」と述べ肩を落とした。
現場には消防車8台と消防隊員60人が駆けつけ、