今月16日の午前、オーストラリア郊外にあるスーパーの商品棚から、体長3メートルもある大きなヘビが現れたというニュースが届いた。幸いにも発見者の買い物客がヘビ捕獲の経験があったため、速やかにヘビを捕まえると近くの茂みに放ったという。『7NEWS』などが伝えた。
発見者となったヘレーナ・アラティさん(Helaina Alati)は、豪ニューサウスウェールズ州シドニー郊外グレノーリーにあるスーパー「Woolworths」へ買い出しに訪れていた。
「商品を見ながら歩いていて、ふと左に振り向くとヘビの顔がそこにあったんです。20センチほどの近さで私の方を見ていて、まるで『外に連れて行って』と言っているみたいでしたね。」
偶然にもスーパーでダイヤモンドニシキヘビ(diamond python)と対峙してしまったヘレーナさんは発見当時のことをそのように明かしており、このヘビは多くの調味料やスパイスが並ぶ商品棚の後ろの方に隠れていたため最初は気付かなかったという。
「とても穏やかで、全く攻撃的ではありませんでした。恐らく天井から降りて来たのではないかと思うのですが、体長は10フィート(3メートル)ほどもありましたよ!」
発見時に撮影された動画には、スパイスが並ぶ商品棚から半分ほど身を乗り出した大きなヘビが映っている。舌をチョロチョロと動かしているものの、体をまっすぐ伸ばしたままでおとなしい様子だ。
オーストラリア博物館によると、ダイヤモンドニシキヘビに毒性は無いものの、