海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】曲がった首を持つ白鳥、群れの中で孤立しつつもパートナーを探す(英)

ケガによりあらぬ方向に首が曲がった白鳥は、保護された後に群れに返された。しかし繁殖シーズンを迎え、他の白鳥が相手を見つけて続々とカップルができる中、この白鳥は未だに1羽でいるという。他の白鳥に突つかれ邪険にされながらも生涯のパートナーを探し続けている姿を『Metro』などが伝えた。

野生動物の保護活動を行う「WeCare Wildlife Rescue」の創設者ジル・ルイスさん(Gill Lewis、56)は昨年11月、英エセックス州マニングツリーにいた白鳥の群れが弱っていることに気付き、現在までエサを与えて注意深く見守ってきた。

その群れの中に、曲がった首を持つ風変わりな1羽がいた。この白鳥は、歪んで不安定なことを意味する“ウォンキー(Wonky)”と名付けられ地元住民に親しまれていた。

「ウォンキーは水面で、自分の首を背中に乗せた変な姿勢でいました。でもエサを与えると他の白鳥とともに喜んで食べており、しっかり飛んでいるところも確認しています。」

そう明かすジルさんのもとに、最近になってウォンキーの健康を心配した地元住民から多数の連絡が寄せられたという。これらの声を受け今月8日、ウォンキーを捕獲し専門家によるチェックを行ったところ、体に異常はなく、単に首の形が曲がっているだけと判明した。

水面で泳ぐ時は背中の上に頭を乗せるような体勢をとっているウォンキー(画像は『Metro 2021年3月11日付「Swan nicknamed Wonky for his lopsided neck is struggling to find love」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)

同団体では昨年11月、「白鳥が着地する際に他の個体とぶつかっていた」という報告を受けていた。恐らくぶつけられた白鳥がウォンキーだったと思われ、

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