海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】寒さで凍えそうな迷い猫「中に入れて」と言わんばかりの表情で窓をノック(カナダ)

そんなアスランにマリーさんはすぐに目と歯の手術を受けさせた。

治療中も喉を鳴らして甘えるアスラン(画像は『Un chat à la fois / One cat at a time 2019年3月2日付Facebook「besoin d’aide」』のスクリーンショット)

アスランは血液検査の結果が良くなかったことから、マリーさんは「アスランがこのタイミングで保護されていなければ、生きて冬を越すのは難しかっただろう」と話しており、アスランについて次のようにも語った。

「アスランはあまりにもフレンドリーな猫だったので、野良ではなく迷い猫ではないかと思いました。でもアスランにはマイクロチップが装着されておらず、去勢手術も受けていませんでした。おそらく無責任は飼い主によって捨てられたのでしょう。猫が病気になっても動物病院に連れて行くお金の余裕が無い人のほとんどが、猫を捨ててしまうんです。」

その後アスランは新しい家族が見つかるまでの間、ジャエルさんが預かって世話をすることにした。そしてようやく新しい家族を探す準備が整った頃、マリーさんはジャエルさんから「アスランを正式に引き取りたい」と申し出を受けた。

ジャエルさんは“クレオ”と“ジャスミン”という2匹の保護猫を飼っており、当初はアスランを引き取るつもりはなかったそうだ。しかしアスランは2匹から離れず仲良く遊んでいる姿を見て、ジャエルさんはアスランに情が湧いてしまったようだ。

現在、ジャスミンは虹の橋を渡ってしまったが、クレオとアスランはいつも寄り添って仲良く暮らしている。2年前にジャエルさん宅のガラス窓をノックしていなければ、アスランの今の幸せはなかったことだろう。

画像は『Un chat à la fois / One cat at a time 2019年2月14日付Facebook「SVP cette publication date du 2019」、2019年2月26日付Facebook「Aujourd’hui, notre beau pacha Aslan subira sa chirurgie dentaire.」、2019年3月2日付Facebook「besoin d’aide」、2019年4月16日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

体調が改善しつつあるアスラン(画像は『Un chat à la fois / One cat at a time 2019年4月16日付Facebook』のスクリーンショット)

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