腹痛で駆け込んだトイレで肛門から鮮やかな黄色の寄生虫が出てきたとしたら、誰でも驚愕するだろう。しかもそれが長さ5メートルもあったとしたら…。考えただけでゾッとするようなニュースを『LADbible』『Daily Star』などが伝えている。
タイ北西部ナコンサワンでタクシーの運転手をしているドゥワンチャン・ダチョディさん(Duangchan Dachyoddee、34)は今月21日、自宅で激しい腹痛に襲われてトイレに駆け込んだ。
便座に座ってしばらくすると、ドゥワンチャンさんは股間で何かが蠢いているような気がして覗いてみた。するとトイレの水の中には黄色の細長い“生き物”が浮かんでおり、ドゥワンチャンさんは思わず便座から飛び上がった。
ドゥワンチャンさんは「その黄色い生き物はまるでエイリアンか何かのようで、自分の肛門から垂れ下がっていたのです」と当時を振り返ると、こう続けた。
「私は夢中でそれを引っ張り出しましたが、引いても引いても終わりが見えず溜め息がこぼれました。やっとのことで全部出しきり、長さを測ってみると5メートルもありました。それが蠢く様子を動画にも収めましたが、見ているだけで吐き気がしました。」
ドゥワンチャンさんはその後、黄色い“エイリアン”を病院に持っていくと、医師から「それは無鉤条虫(ウシ条虫)ですよ」と言われたそうだ。無鉤条虫は虫卵を含む人の糞便から牛に感染し、牛の筋肉内で幼虫となる。人へは生や生焼けの牛肉を食べることにより感染し、