このほどアメリカで、2人の男が7人を殺害するという事件が発生した。容疑者の男2人は地元で結成されたクラブ「七つの大罪(Seven Deadly Sins)」のメンバーだったことから、7人を殺害した理由について多くの人が様々な憶測を立てているようだ。『People.com』『Fox News』などが伝えている。
「七つの大罪」とは、キリスト教において人間を罪に導く7つの感情や欲望のことを言うようだが、米アラバマ州モーガン郡ハンツビルで6月4日の夜、「七つの大罪」というクラブのメンバーを含む7人の男女が殺害された。
同日の午後11時半頃、この地区の住民から銃声が聞こえたと警察に通報が入ったためモーガン郡保安官事務所の保安官らが現場に駆けつけたところ、銃声があったとする家の一部が燃えているのを発見した。消防隊によって火が消された後に保安官が現場検証を行ったが、男性4人と女性3人の遺体が確認されたという。
現場の捜査を担当した同保安官事務所のマイク・スワッフォード保安官(Mike Swafford)は「それは恐ろしい光景で、処理するには多少の時間を要することでしょう」と語っており、現場が悲惨な様子だったことを物語っていた。
その後の捜査により、殺害された7人のうち3人が地元で結成された「七つの大罪」というクラブのメンバーだったことが分かり、同じクラブのメンバーでジョン・マイケル・レッグ(John Michael Legg、20)とフレデリック・リック・ロジャーズ(Frederic “Rick” Rogers、23)の2人が容疑者としてあがった。
同保安官事務所では逮捕状を取り2人の捜索をしていたが、