先月25日に米ミネソタ州で警察官がジョージ・フロイドさんの首を地面に膝で押さえつけて死亡させた事件が、全米を揺るがしている。事態は大規模な暴動にまで発展し、全米のみならず世界中が混沌とするなか、イギリスに住む10代の若者がジョージさんの死の間際を再現した様子を撮影し、SNSに投稿したことで人々の怒りを買っている。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。
英ゲーツヘッド在住の18歳から19歳の若者3人が画像共有アプリ「Snapchat」にある写真を投稿したところ、批判の声が殺到した。そこには地面にうつ伏せになっている男性の首の上に、膝をついて笑顔でポーズをとる男の姿が捉えられており、「警察の残忍行為」とキャプションが入っている。
米ミネソタ州で警察官によって殺害されたジョージ・フロイドさんの死の間際を再現したものと誰が見ても分かる写真だった。この写真はウォーリック大学の新入生向けのFacebookのグループページにもシェアされ、怒りの声はさらに大きくなった。
グループのメンバーは「どれだけ取り返しのつかない大胆不敵な投稿をしたのかわかっているのか。彼らは名前を公表されて恥を知るべきだ」と厳しい声をあげている。問題の3人はウォーリック大学への入学予定者との噂があったが、大学の関係者は次のような声明を発表している。
「こんなに不愉快な写真を投稿する人物が大学に関係しているはずもないし、我々も歓迎などしていません。そのような行為は我が大学の“他を尊重して接することをモットーとする”ことに大いに反しています。」
写真を投稿した3人は多くの反感を買うこととなり、