大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズのヒロイン「ハーマイオニー・グレンジャー」役でお馴染みの英女優エマ・ワトソン(29)は、女性の権利について声高に訴え続けるアクティビストとしても知られている。「Sex&World Peace(性と世界平和)」の著者で、テキサスA&M大学の政治学教授バレリー・ハドソン氏と同本のタイトルに合わせた「性と世界平和」に関して討論をした。同本はエマ自身が3月8日の国際女性デーにInstagramで紹介していたが、このほど2人は雑誌『Teen Vogue』 の招集に応じ、世界中に蔓延る性差別や社会での男女不平等、そして恋愛観などについて語った。
大人気女優のエマ・ワトソンには、2018年に『glee』俳優のコード・オーバーストリート、昨年には米歌手アリシア・キーズの弟であるコール・クック、また『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ・マルフォイ役トム・フェルトンなど数々の男性とのロマンスが伝えられてきた。しかし昨年11月、エマは「私はシングル(独身)でとても幸せよ。シングルというよりは“Self-partnered(セルフ・パートナード)―自分自身が恋人”っていうところかしら」とエマオリジナルの交際ステータスを作り上げ、誰とも交際しなくても「十分幸せな独身生活」を満喫していることを公表していた。
エマは今回の討論会で、自分自身をシングル(独身)とは呼ばず“セルフ・パートナード”という名をつけた理由を「別に新しい言葉を作ろうと思ってつけたわけじゃない。どちらかというと、単純に言葉だけでは表せないと思ったからこのような定義を作ったという感じ。それに、実際に何人かはこの言葉に共感してくれたわ!」と述べ、当時の「幸せな独身」という状況にうまく当てはまる言葉を見つけられず、咄嗟に作り上げた表現がこの言葉であったと説明する。
またエマにとって平等な交際関係を築くにあたって、