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writer : ac

【海外発!Breaking News】敗血症の男児、抱っこ中に腐った脚が千切れ落ちて四肢切断(英)

アビゲイルさんは担当医に「オリバーは重い手脚が邪魔で苦しんでいます。母親がこんなことを言うのはおかしいのかもしれませんが、早くオリバーの四肢を切断してやって下さい」と懇願した。

そしてある日、アビゲイルさんと看護師が赤ちゃん用の椅子に寝ていたオリバー君をベッドに移そうと抱き上げた瞬間、オリバー君の黒ずんだ脚がポロリと落ちた。その脚は壊死し辛うじて繋がっている状態で、連絡を受けた医師らが慌てて駆け込んできた。

アビゲイルさんは、当時のオリバー君について次のように語っている。

「あまりにも酷い状態で、医師に部屋から出たほうがいいと言われましたが、私は首を縦には振りませんでした。だって苦しむオリバーを1人きりにはさせられないでしょう。結局オリバーの四肢は切断されたのですが、それ以来オリバーはまるで人が変わったように明るくなりました。きっと身体の重みが取れて気持ちが落ち着いたのでしょうね。」

今から6週間前、オリバー君の右脚は膝下から、左脚は膝上から、両手は手首のあたりから切断されたが、7月末には退院することができた。今では寝返りをしたリ、おもちゃで遊んだりと新しい身体にずいぶんと慣れてきたようで、アビゲイルさんは「オリバーをとても誇りに思います。辛い時もあったけど、前を向いて生きて行かないといけません。オリバーは何でも私の真似をしますからね」と語り、こう続けた。

「四肢が切断されたオリバーをかわいそうと思う人もいるでしょうが、私は自分のことを世界中で一番幸運な母親だと思っています。病院に連れて行くのが少しでも遅かったら、きっとオリバーは生きてはいなかったでしょう。笑顔がキュートで頑張り屋のオリバーが生きていてくれること、私たちと一緒にいてくれることをとても感謝しています。」

「私が何よりも伝えたいのは、オリバーの敗血症は初期段階で医師でさえ認識ができず、発見と治療が遅れてしまったということです。私たちと同じような経験をしなくても済むように、より多くの人に敗血症について知ってもらいたいと思っています。」

なお、生後11か月となったオリバー君には数か月後に義足が届く予定だそうで、アビゲイルさんはオリバー君が第一歩を踏み出す日を楽しみにしているという。

画像は『Metro 2019年8月12日付「Baby’s leg fell off in mum’s hand and now he’s lost all four limbs(Picture: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

感染症で手脚が真っ黒になってしまったオリバー君(画像は『Metro 2019年8月12日付「Baby’s leg fell off in mum’s hand and now he’s lost all four limbs(Picture: Caters)』のスクリーンショット)

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