海外発!Breaking News

writer : katakura

【海外発!Breaking News】虐待疑惑のベビーシッターに怒り 500人が自宅前で「出てきて説明しろ」(台湾)

ベビーシッターに説明を求めようとして23日にネット上で招集をかけた。ベビーシッターの自宅前には虐待に憤るネットユーザーや市民が次々と集まり、『TVBS新聞網』によるとその数は500人近くに上ったという。通報を受けた警察が周辺の道路を封鎖するなどして騒動を抑えようとしたが、ユーザーらが反発。ベビーシッターを連行して事情聴取をするよう要求し、あちこちで警察官との衝突が起きた。ユーザーらが爆竹や車のクラクションを鳴らしたり、卵を投げつけたりするなど暴徒化したため、最終的に警察はとうがらしスプレーなどで制圧した。翌日の深夜1時40分頃、ようやく騒ぎが収まった。

真夜中に起きた大騒動に、ある近隣住民はこう語っている。

「女の子のために声をあげるのは理解できるし、みんなかわいそうだと思っている。でも私たちにだってこどもがいる。こんな風に騒がれてはこどもは怖くて眠れない。」

警察も騒動の動機に理解を示したものの、再三退散を促したにもかかわらず卵やペットボトルを投げつけるなど暴徒化したユーザー6人については、法に則り処分を下すとしている。なおベビーシッターの虐待疑惑については、すでに関係者の事情聴取や現場検証を終えて書類送検されたという。

ちなみに女児はその後の検査で、脳の4分の3を損傷しており危険な状態を脱したとしても植物状態になってしまうことが明らかになった。女児の母親は、数日経っても症状が変わらないようであれば治療を諦めて臓器提供する意思を病院に伝えたそうだ。

画像は『TVBS新聞網 2019年6月24日付「疑虐嬰百名網友激憤!保母家「撒冥紙、丟雞蛋」 警驅離」(圖/TVBS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

1 2