4人の子育てに追われ滅多に家を空けることなどなかった母親が、友人と映画に出かけた日に限ってとんでもない事故が起こってしまった。深刻なアレルギー疾患を抱える3歳息子が、母親がこっそり隠していたチョコレートを食べて重篤なショック症状を起こしてしまったのだ。『Mirror』『Daily Star』などが伝えている。
英ロンドン北西部ウェンブリーに暮らす4児の母アイーシャ・ヴォーンさん(34歳)はある夜、何週間も前から計画し楽しみにしていた友人との映画鑑賞のために、夫カーティスさん(38歳)に子供たちの面倒を任せて家を空けた。しかし、次男のオマル君(3歳)が父の目を盗んで両親の寝室へ入り、アイーシャさんがベッドの下に隠しておいたチョコレートを食べてしまった。
オマル君は兄のアイザック君同様、深刻な乳製品アレルギーを患っていた。アイーシャさんによると、息子2人は乳製品が肌に触れただけで皮膚が熱を持ち、痛みを伴う水膨れや蕁麻疹ができるという。乳製品以外にもナッツや卵、ごまにもアレルギー反応を起こす子供たちに万が一のことが起こってはならないと、両親は普段の生活において十分すぎるほど注意をしてきた。しかしチョコレートが大好物のアイーシャさんは、外出前にひとりで袋入りのチョコレートをこっそりと食べ、残りをビニール袋に包んで隠しておいた。自宅にある乳製品と言えば、このチョコレートのみだったそうだ。それをオマル君が見つけて口にし、