海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】ブリティッシュ・エアウェイズの機内食でアナフィラキシーショック 被害女性怒るも世間は冷たい声(英)

重篤なアレルギー疾患を抱える人にとって、飛行機での旅は決して容易ではないだろう。このほどイギリスで、ゴマアレルギーを持つ2児の母親がチェックイン時に航空会社にアレルギーのことを伝えておいたにもかかわらず、機内でゴマペーストを使用した軽食を提供され、口にしたことで瀕死の状態に陥った。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

英バークシャー州ウォーキンガムに暮らすソニア・バッガさん(39歳)は今年の9月9日、夫ラジさん(44歳)、娘(14歳)、息子(10歳)の家族4人でのホリデーをドバイで終え、ブリティッシュ・エアウェイズにてイギリスへの帰路についた。その際、空港でのチェックイン時に「ゴマアレルギーを持っている」と航空会社スタッフに伝えた。

ロンドンまでおよそ1時間となった時、CA(客室乗務員)が軽食を提供した。ビニール袋には「Chicken Shawarma Wrap」と印字されたシールが貼られていたのみで、使用材料やアレルゲンの記載も全くなかった。ソニアさんは、これまで空港でのチェックイン時に自分のアレルギーを伝えていたことで全く問題がなかったのだろう。今回も同様にしたことで安心感があったのか、敢えてCAに使用材料を確認せず、そのチキンラップを口にしたようだ。

ところが2口目を食べた時、異変が起こった。ソニアさんは急激に喉を絞めつけられる感覚を味わい、その場に倒れた。偶然にも若い女性医師が機内に同乗しており、ソニアさんにエピペン(アナフィラキシー補助治療剤)を正しいタイミングで注射したことで、ソニアさんは最悪の事態を免れた。その後、飛行機がロンドンに到着しソニアさんはロンドン北西部にあるヒリンドン病院へ搬送された。

なんとか一命を取り留めたソニアさんは現在、

1 2