愛する人との挙式を迎え、感無量になる花婿は多い。しかしこのほどアメリカに住むある男性は、結婚式という理由以外でも感激の涙を流した。その涙は、彼の人生をこれから大きく変える喜びの涙であった。『Storytrender』などが伝えている。
ノースカロライナ州在住のグリフィンさん(24歳)は、自身の結婚式で妻となるブレアー・アーラーズさん(24歳)からウエディングギフトを貰った。それは「EnChroma(エンクロマ)」社の色盲、色弱、色覚異常を補正する特別なサングラスだった。
グリフィンさんは部屋の中でそのサングラスをかけ、周囲を見回した。サングラスにより見るものすべての色がガラリと変わったことにしばらくは言葉も出ないようで、ゆっくりと歩き外に出ると外の景色を黙って見つめ、サングラスを外したりかけたりしてその違いを何度も確認した。やがてグリフィンさんは目にした鮮やかな光景に感極まったのか、静かに涙した。後にグリフィンさんはこのように話している。
「今まで見えなかった色が見えるようになりました。全てが明るく、より鮮やかに感じます。外の景色を見た瞬間、感情を抑えることができませんでした。まるで90年代の古くて質の悪いテレビから、真新しい4Kテレビを見ているようです。」
さらにグリフィンさんは、