海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】突然姿を消した猫、10年ぶりに見つかり飼い主のもとへ(英)

大切なペットが突然姿を消すと、簡単には諦められず「きっと見つかる」という希望を持ち続ける飼い主は決して少なくない。このほど2008年に行方不明になった猫が、奇跡的に飼い主のもとへ戻った。飼い主の決して諦めない気持ちと猫に埋め込まれていたマイクロチップの情報のおかげで、10年ぶりに再会が叶ったのである。『Metro』などが伝えている。

英ノーフォーク州グレート・ヤーマスに住むマーク・ソールズベリーさん(39歳)は、近くの農場から兄弟猫2匹を買った。しかし2008年のある日、いつものように庭に出ていた2匹を家の中に呼ぶと、1匹が戻ってこなかった。それ以来、白と茶色の子猫“ハリー”はプッツリと姿を消してしまったのだ。

マークさんは「きっとどこかの通りで今もうろついているのでは。もう2度と会えないのだろうか」と心配しながらも、やはり「いつかは見つかる」という希望を捨てることができなかった。グレート・ヤーマスからウェールズに引っ越したマークさんだが、折に触れてハリーに埋め込んであったマイクロチップの情報を更新し続けた。

それが功を奏し行方不明から10年経った今年、マークさんはついにハリーの居場所を知ることができた。ハリーは姿を消したグレート・ヤーマスから90kmほど離れたサフォーク州イプスウィッチにいたのである。

ハリーは野良猫だったのではなく、ある高齢男性のもとで飼われていたようだ。その男性が他界し、近隣住民がハリーの今後の世話を心配してイプスウィッチにある動物福祉慈善団体「Blue Cross(ブルー・クロス)」に連れてきたという。Blue Crossのスタッフがハリーを動物病院に連れて行くと、

1 2