ショッピングセンターの女子トイレの壁の中から男性の遺体が発見されるというショッキングなニュースがカナダから届いた。「死人に口無し」というが、発見された場所が女子トイレということもあって、ネット上では男性が何故この場所で亡くなっていたのか様々な憶測が飛び交ったようだ。『CTV News』『Calgary Herald』などが伝えている。
アルバータ州カルガリーの市街地にある「コア・ショッピングセンター(The Core Shopping Centre)」で先月30日の午後1時、4階にあるフードコートの女子トイレが閉鎖された。そこには警察官や消防隊員が駆けつけ、午後3時頃には女子トイレから黒い毛布に包まれた男性の遺体がストレッチャーに乗せられて運ばれた。
この遺体は、トイレを修理するために訪れたメンテナンス作業員によって発見された。このトイレは人の動きを感知するセンサーによって自動で洗浄する仕組みになっていたが、「1か所だけ水が流れないトイレがある」と連絡を受けた作業員が同日午前9時半頃にここを訪れた。
作業員はトイレの壁に取り付けられたセンサー付きのパネルを外したところ、壁の裏側に20代とみられる男性の遺体を発見し、警察に通報したという。買い物客が食事を楽しむフードコートのエリアとあって、現場は騒然となった。
今月2日のカルガリー警察の発表によると、亡くなった20代男性は先月27日の夜に単独で女子トイレに入ったようだ。そしてトイレの背面にある高さ2メートルの壁をよじ登り上部にある換気口のカバーを開け、壁の裏側への移動を試みたもよう。しかしその際に転落したためトイレの壁裏で3日間動けない状態だったとみているが、