妊娠中、何の問題もないと言われていた娘が、目の周りに大きなあざを持って生まれてきた。激しいショックを受けた両親だったが、人と異なる姿の娘を愛する気持ちに変わりはなく、このほど父親が世間への理解を求めて心情を語った。『Dairy Record』『Mail Online』などが伝えている。
カナダのカルガリーに住むネイサン・ウェイレンさん(38歳)は、娘のサマラちゃんが顔の左側の目の周りを覆うように真っ黒なあざを持って生まれてきたのを見た時、ショックで失神しそうになったという。ネイサンさんは当初、サマラちゃんのあざが分娩時に産道を通った時にできてしまったものと勘違いし娘の治療を依頼したが、あざは生まれつきのものであることが判明した。サマラちゃんのこのあざは妻エイミーさんの妊娠中には全くわからず、医師からも「健康な赤ちゃん」と聞かされていた。
ネイサンさんから娘のあざのことを聞いたエイミーさんは、泣き崩れた。しかし生まれたばかりの我が子を見た瞬間、あまりの美しさにショックは吹き飛んだという。そして夫婦はサマラちゃんのあざを受け入れ、この先どんなことがあっても娘は美しく健康であることに変わりはないのだからと娘を誇りに思うことを誓い合った。
サマラちゃんのあざを除去する手術に関しては、医師から「視力を失ってしまうかもしれない」とリスクの高さを告げられ、眼球内の房水が増加することで視神経が圧迫され損傷を起こす緑内障を患う可能性もあると指摘された。現在2歳になるサマラちゃんのことをメディアで公表するに至ったネイサンさんは、