ペットは大切な家族の一員であり、特に犬は飼い主に最も忠実な生き物だ。このほど可愛がってもらった飼い主を失った犬が家族らと葬儀に参列し、愛する飼い主に最期の別れを告げる姿が人々の胸を打った。『Inside Edition』『Global News』などが伝えている。
カナダのブリティッシュコロンビア州ラングリーにある葬儀会社「Elements Cremation, Pre-planning&Burial」のCEO(最高責任者)ジェレミー・メイさんが、4月28日にFacebookに投稿した写真が多くの反響を呼んでいる。
アボッツフォードに住むジュリア・ビューリューさんは数か月前に突然、夫のアンディーさんを心臓発作で亡くした。しかし愛する人を失った悲しみに暮れたのは、ジュリアさんだけではなかった。
ボーダーコリーとダルメシアン、シェパードの混血種である“セイディー”(13歳)は、生後8週目からビューリューさん一家に引き取られ飼われていた。セイディーにとってアンディーさんは最も愛する飼い主であり、またアンディーさんにとってもセイディーは娘のような存在であった。セイディーはアンディーさんが突然この世を去ってしまったことが受け入れられず、激しいショックを受けたようだ。
ジュリアさんによると、セイディーはアンディーさんが倒れた日、救急隊員がなす術がなくその場を離れたのを見るとアンディーさんの側に寄り添い、まるで撫でてほしいと言わんばかりに動かなくなったアンディーさんの手を押す仕草をしたという。またアンディーさんが亡くなってからは10日間、餌を一切受けつけず4.5kgほど痩せてしまったそうだ。愛犬のそんな姿を心配したジュリアさんは、