米時間13日、今月30日から米ABCで放送されるダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』の出演者が発表され、元フィギュアスケーターのトーニャ・ハーディング(47)の出演が明らかになった。『グッドモーニング・アメリカ』に生出演したトーニャは放送終了後、人気番組出演への抱負を語っている。
1991年の全米選手権でトリプルアクセルに成功し米国初、世界では伊藤みどりに次ぎ史上2人目の快挙を果たしたトーニャ・ハーディング。苦労の末にやっと栄光をつかんだものの、1994年の「ナンシー・ケリガン襲撃事件」により“世界一悪名高きスケーター”としてフィギュアスケート史に名を残すこととなってしまった。
世界を震撼させたこのスキャンダルによりフィギュアスケート界から永久追放されたトーニャはその後、バンドを組み歌手活動を行ったり、ボクシング界でデビューを果たすも“世紀の嫌われ者”のイメージが払拭されることはなく、姿を現すその先々でブーイングを浴びるなどの冷遇を受け続けてきた。
そして事件からまもなく四半世紀を迎えるなか、米国で昨年公開された映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』で自身の波瀾万丈な人生が描かれると、トーニャは再びスポットライトを浴び始める。映画公開に合わせ多くのインタビューに応じ、試写会や授賞式に出席、まるで大物女優のような忙しさとなった。
そんなトーニャがこのほど、米国の人気ダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』のアスリート版に出演することが決まり、喜びをかみしめているようだ。『グッドモーニング・アメリカ』の放送終了後に『Us Weekly』のインタビューに応じたトーニャは、