海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】救急隊員の仕事を妨害 身勝手な駐車や嫌がらせメモで罰金刑も(英)

患者の命を一刻も早く救うために、日々懸命にその職務に尽くしている救急隊員。しかしイギリスではたびたび心無い市民により、その職務を妨害されてしまうことがあるようだ。このほどウェスト・ミッドランズ救急サービスの救急隊員が、自身のツイッターに怒りを吐露した。英メディア『Metro』『ITV』『The Sun』などが伝えている。

2月27日、ウェスト・ミッドランズ救急サービスの救急隊員が999通報を受けた現場に駆け付けた。一時停止のランプを点灯させたまま救急車を路肩に停め、隊員らは患者の対応に出向いた。ところが隊員が戻ってくると、前後に一般市民の車が駐車されており、救急車の後部ドアを開けてストレッチャーの出し入れをすることが困難となった。これにより、救急隊員は患者を病院へ搬送する時間が遅れてしまった。

この状況を写真とともにツイッターに投稿した救急隊員のサイモン・ウォンさんは、怒りのマークを添えて「市民の車が救急車を挟む形で前後の隙間なく駐車されていました。理由があるから、救急車の車体には『Keep Clear(車間距離を保ってください)』と記されてあるのです」と綴っている。

幸いにも市民の協力により車の持ち主が判明し、運転手が車を移動させたこともウォンさんは後にツイートしているが、運転手は「救急車の真後ろに停めることがそんなに問題だとは気付かなかった。身障者の身内を乗せていたので、ここに停めてもいいと思った」と話していたという。なお、その車のフロントガラスには身障者用のブルーバッジが置かれてあったようだ。とはいえ救急隊員にとって、急ぐ時に真後ろに車を駐車されることほど迷惑なことはない。

こうした救急隊員への職務妨害行為はつい最近も起こった。スタッフォードシャー州タンストールに暮らす無職のカースティー・シャーマン(26歳)は、自宅前に駐車した救急車に嫌がらせのメモを残した。

シャーマンは、999通報を受けた救急車が自宅そばにある身障者用駐車位置に一時停止した際、

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