旅行に出ると何かと気を遣って便秘してしまう、自宅のトイレ以外ではスムーズにいかないという人は多い。また日常生活であっても便意を我慢しなければならない状況は多い。だがヒトはどれほど長く意図的な便秘の状態を保てるものなのか。驚きの話題がイギリスから飛びこんできた。
英エセックス警察の発表をもとに『Mirror』や『BBC News』が伝えたところによれば、3週間にもわたり「意地でも排便をしない」としているのは、彼らが1月17日に身柄を拘束した24歳の男。麻薬の密売行為につき御用となったが、薬物の入った袋を瞬時に飲み込んだ疑いがもたれており、警察はそれが排出されるのを待っているのだ。
今月2日、医師がその男の身体を検査しており、その際には「健康状態は良好」との結果が得られていた。しかし逮捕から21日間が経過という今月7日にも男が決して排便しないことに、警察もいよいよ慌て始めたもよう。証拠の品を得られないまま9日の予備審問に臨むことは何としても避けなければならず、最悪の場合は開催を8日間延期してくれるよう裁判所に要請するしかないだろうとしていた。
ヒトの胃腸はどれほどの期間の便秘に耐えられるのであろうか。2013年にはイギリスで、