オーストラリア出身のミュージシャンで、日本を含む世界各国で多くの曲を大ヒットさせたリック・スプリングフィールド。彼もすでに68歳になるが、様々な苦労を経験してきたのであろう。昨年はクリス・コーネルや大人気バンド「リンキン・パーク」のチェスター・ベニントンが自殺し世界中の音楽ファンが大きなショックを受けて涙したが、酸いも甘いも経験してきたリックには「死んで消えてしまいたいという気持ちが理解できる」という。
このほどリック・スプリングフィールドが『Sirius XM』のインタビューに応じ、過去に自らの命を絶ったスター達に言及。自らの楽曲『Suicide Manifesto』に絡め、このようにコメントした。
「俺もそういうこと(自殺)について考えてしまう。それを歌にしたんだ。」
「俺も(自殺する)寸前のところまで行ったことがあるから。」
しかもそれは大昔のことではなく、つい最近のことだという。
「去年のことさ。ギリギリまで死のうと思いつめていたんだ。」
またリックは俳優ロビン・ウィリアムズ(享年63)やチェスター・ベニントン(享年41)が自殺したことに触れ、こうも話している。
「ああ、あれはキツかった…。こう思ったんだ。『でも俺には分かるぜ』って。そこまで自分を失って、暗闇の中にいるのがどんな気持ちなのかが分かるから。」
「ものすごく辛い気持ちさ。だからどうにかして終わりにしたいと思い詰めてしまう。俺もそういう状態になってしまったんだ。だからそれがどんな状態なのか、そして彼らがどんな気持ちだったかも理解できる。」
しかしリックの場合は、