10月20日は「とう(10)はつ(20)」の語呂合わせから日本毛髪科学協会が制定した「頭髪の日」だ。この「頭髪の日」に男性の白髪に関する調査結果が発表された。そこで明らかになったのは、白髪に悩む男性は多いが、白髪があっても約7割は対策やケアをしていない実態だ。さらに男性の白髪にマイナスイメージを持つ女性が多いことも判明しているため、白髪をそのまま放置していると男性の印象はダウンしてしまうかもしれない。
今年10月に30代~40代の白髪の男性250名と、20代~30代の女性250名を対象にホーユー株式会社が白髪に関する調査を実施した。その結果、約8割の女性が職場の男性の身だしなみを気にしていることが判明。そこでアラフォー男性(37歳~43歳程度)の身だしなみについて、ビジネスの場で「もっと対策・ケアしたほうがよい」と女性が感じている箇所を聞いたところ、1位は「薄毛・抜け毛」(25.6%)、僅差で2位は「白髪」(24.0%)、3位は同率で「髪のボリューム」「眉毛の手入れ」(18.4%)となった。いずれも髪や毛に関するもので、男性の髪周りについて気になっている女性が多いことが分かった。
さらに、男性の白髪に対して女性はどう思っているのか聞いてみた。1位は大差をつけて「老けて見える」(42.4%)、2位は「疲れて見える」(28.4%)、3位は「ストレスを抱えていそう」(20.8%)とマイナスイメージがトップ3を占めた。逆に「年相応で良いと思う」(15.2%)、「この年齢であれば気にならない」(11.2%)が4位と5位にランクインしたが、トップ3には及ばなかったことから、やはり白髪は老齢の象徴だったり健康的でないと捉える女性が多いようだ。