現在68歳の歌手オリビア・ニュートン=ジョンは、今から25年前に乳がんを患い化学療法、部分的乳房切除、さらに再建手術を受けていた。その経験を経て「人の気持ちを思いやれるようになった」「あの闘病経験に感謝している」と語り話題になったが、その後「背部痛が治らない」と病院に行ったところ乳がん再発と骨への転移が発覚した。今回は化学療法を受け医療大麻などで痛みをコントロールしているというオリビアが、最初の闘病生活と今回の新たな闘病について、大きな違いを感じていると語った。
がんの再発と骨への転移による激痛で、しばらくは歩行も不可能な状態だったというオリビア・ニュートン=ジョン。彼女がこのほど『TODAY』のインタビューに応じ、しっかりとした口調で心境をこのように明かした。
「私は素晴らしい人生を過ごしたわ。そう、だから今回は前回ほど怖い思いはしていないの。当時(最初のがん闘病時)は、まだ子どもが小さかったし。」
その頃オリビアの愛娘は10歳にもなっておらず、「私に何かあればこの子はどうなるのか」という思いが恐怖心を増大させたという。
「そう、それが何より怖かった。娘はまだ幼かったから、私が育てあげないとって気持ちがあったのよ。」
「でも彼女はもう大人よ、だから大丈夫。そのおかげで、再発を知っても前ほどは怖くなかったの。」