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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】いじめ被害の15歳少年、ボールペンで片目を突かれて失明(英)

いじめは被害者の心身に深刻な傷を与え、取り返しのつかない事態を引き起こすことがある。このほど英ケント州の男子生徒がボールペンで目を突かれるいじめに遭い、片目を失明するという事件が起こっていたことを『KentOnline』『Metro』など英メディアが伝えた。

ケント州イースト・モーリングにあるビーチロード学校に通っていたヘイデン・スミス君(15歳)は、ある男子グループから度々いじめを受けていた。4月のある日、ヘイデン君がサッカーをしているとそのグループの男子が近付き、持っていたボールペンでヘイデン君の左目を突いた。

その後、母のミッシェルさん(41歳)に付き添われてA&E(救急救命科)に行ったヘイデン君は緊急手術が必要だと言われ、翌日ロンドンの病院へ搬送された。そこで3時間に及ぶ手術が行われ、医師らはなんとかヘイデン君の左目を救おうと試みたが、ボールペンが網膜を深く傷つけており救いようがないことが分かった。事件があった3週間後、ミッシェルさんは医師から「ヘイデン君の左目には二度と光を取り戻すことはできない」と言われ愕然とした。

ヘイデン君は当然のこと、この事実は家族を悲しみのどん底に突き落とした。「息子の左目は内側から出血し、真っ黒になっていて目を開けることができなかったんです。今後は網膜下に液体が溜まる可能性が高くなり、それが増加した場合は液体の排出のため息子をロンドンの病院に連れて行かなければなりません。最悪の場合、眼球摘出もあり得るのです。息子は『なんで僕がこんな目に…』と言ってとても落ち込んでいます。家から出たがらず、些細なことも困難になりパニック発作を起こすようになりました。息子の目は、激しく突かれて瞳の形が歪んでしまいました」と話す。

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