海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】息子からの溶連菌感染症による合併症で手足を切断した父(米)

実はケビンさんの容体が悪くなる前に、息子の一人が溶連菌による咽頭炎を患っていた。息子から感染した細菌はケビンさんの喉から腹部へと移動したために容態が悪化し、ケビンさんは多臓器不全と敗血性ショックを起こしており感覚を失った手足は真っ黒になった。

対応にあたったスペクトラムヘルス・バターワース病院のエリザベス・ステーンスマ医師は「今まで私が治療した中で、彼は最も症状の酷かった患者の一人です」とコメントしている。また、こうした例は極めて珍しく、これまで32例しかないという。そのうち男性が罹患したケースはたった2例だそうだ。

ケビンさんには手指や足指を切断する4回の手術が予定され、これまでに3回の手術を終えているが、順調に回復しているとのことだ。

ケビンさんの妻・ジュリーさんは『WOOD』のインタビューに対し「人生に変化はつきものです。でもその変化が必ずしも悪いことだと思う必要はありません」と前向きなコメントをしている。手足切断という選択をせざるを得なかったケビンさんだが、子供たちの前でも明るく振る舞い、予期せぬ不幸ではあったが受け入れようとしているようだ。

現在、この家族のためにオンライン募金サイト「GoFundMe」ではアカウントが設置され、ケビンさんの医療費の支援を募っている。

出典:https://www.facebook.com/julie.s.breen
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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