イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】トランプ大統領 「Twitterがなければ、大統領になれなかったかも」

このほどドナルド・トランプ大統領がFOXニュースのホストによるインタビューに応じ、こう語った。

「私はこう思うね。もしかすると、Twitterがなければこの場にいなかったかもしれない、とね。」
「なぜなら私の元には嘘ばかり垂れ流すマスコミが集まるのだから。実にいい加減なメディアだよ。」

またメディアに対する信用はゼロらしく、大統領はこうも付け加えている。

「CNNやNBCを見れば分かるだろう。NBCで放映していた『アプレンティス』で、私は(ホストを務め)ものすごい額を稼いでやった。散々な状態だったネットワークで、(『アプレンティス』を)トップの番組にしたんだ。史上最も成功したリアリティ番組のひとつを担当したのさ。」
「出演したのは、14シーズンだ。でも私があの番組に出なくなるなり、どうなったかは君も見ただろう? 最悪な状態になったのさ。私はNBCに尽くしてやった。なのにあのネットワークは卑劣そのものだ。報道の内容もね。CBS、ABCなどもだ。とにかく何が起きているのか見てほしい。ああいうのを、私はフェイクメディアと呼んでいるんだ。」

しかしその一方で、SNSは多くのフォロワーに対し「立派なメディア」として存分に機能しているという。

「私が何かを話しても、マスコミは正しくは報道しないんだ。」
「嘘っぱちのニュースも実に多い。だから私は(SNSを通して)自分の言葉を正確に国民に伝えるんだ。」

「自分ほど嘘を報じられた人間は過去にはいない」と憤るトランプ大統領は、こうも話している。

「(SNSで)多くの人に声を伝えられる。Twitterは私にとって、実に素晴らしいものだ。」
「私の言葉をそのまま発信するこのような術がなければ、ここで大統領として君と話すことはなかったかもしれない。」

思ったことを何でも口にし、自信タップリな発言で支持者もアンチも増やしたトランプ大統領。彼に対する反発は相変わらず強いが、特に「このままでは駄目だ」と危機感を抱いていた層は「アメリカを再び偉大な国家にしよう」という大統領に心酔、今も「このまま頑張ってほしい」という声を多く聞く。しかし若い世代の非白人層の反発と不安は大きく、「偉大になるどころか、4年後にアメリカの状態は悪化しているだろう」という彼らの懸念は深刻だと報じられている。ちなみに大統領の妻メラニア夫人は、昨年CNNのインタビューに登場。そこで「夫にはそんなにツイートしない方が良い」とアドバイスしたと述べ、「でもそれは彼が決めること、大人ですから」と語っていた。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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