イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】オバマ元大統領、妻や「U2」ボノとランチを満喫 店の客達も大興奮

「私にこう言ってください。ドナルド・トランプがあなたの後任者になったりはしないと…。」

大統領選勝利に向け過激な発言や政策発表で注目されたトランプ氏につき、バラク・オバマ氏周辺からも「ひょっとするとトランプが勝つのでは?」という不安の声は確かにあがっていた。しかしオバマ氏は同胞の不安の声を受け、「そんなことにはならない」「彼は大統領にならないだろう」と断言。それだけにまさかの結果には大きな衝撃を受けたというが、その後は「民主主義で最もパワフルな言葉は“We(我々)”なのです。“我々国民”“我々は乗り越えていく”というように。そう、私達になら可能なのです。Yes, we can.」という言葉を国民におくり、潔くトップの座を退いた。

そのオバマ氏がこのほど、妻ミシェル夫人、そして「U2」ボノと共にニューヨークのレストランを訪問した。そこで食事する様子を見たという人物が『Us Weekly』に語ったところによると、オバマ氏一行はフライドチキン・サンドイッチ、ソーセージとケールのピザ、パスタなどを注文。レストランの個室にて、食事を楽しんだという。

その後、一行が店を後にする際に客達は席を立ち拍手喝采。オバマ氏はその人々に笑顔を見せ、手を振って応じたという。しかしレストランの内外には、ズラリと屈強そうな男達が立っていたそうだ。

「そう、いたるところにシークレットサービスの人間がいたんです。なのでレストラン中の客が、オバマ氏の来店に気付き興奮状態でした。」

今もオバマ氏はどこに行っても大人気である。一方でミシェル夫人は様々なプロジェクトに関わり、最近では学校を訪問して「若き移民、彼らの背景にある様々な文化や彼らの貢献を受け入れましょう」と話したばかり。また夫妻と食事をしたボノも、トランプ氏の大統領選勝利決定後に『Glamour Women of the Year Awards』に登場し、悔しさをにじませてこう語っていた。

「次期大統領にこう言わせてもらう。女性にも目を向けて、(男女が)平等であることを優先してくれ。先に進むにはそうするしかない。もう電車は駅を出たぞ。それに乗り込むんだ。さもなければ轢かれてしまえ。」
「過激でも良い。とにかくアメリカを強く偉大な国に戻してほしい。」

そんな思いからトランプ大統領の考えに傾倒した国民は確かに多いというが、大学生を含む若者の多くは真剣にアメリカの将来を危惧しており、SNSでは「何がアメリカを良い方向に向かわせるのか」といった議論が今も盛んに行われている。オバマ氏が8年かけて伝えたかった「Yes, we can」というポジティブな精神は、多くの人々にしっかりと受け継がれたと信じたい。

出典:https://www.instagram.com/barackobama
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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