イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ニコール・キッドマン アカデミー賞授賞式での拍手が「まるでアザラシの曲芸」だったワケ<動画あり>

米時間2月26日に開催された第89回アカデミー賞授賞式に、大変美しいドレス姿で登場したニコール・キッドマン。しかし各賞の受賞者が発表されるたび、ニコールは笑顔で立ち上がるも“普通の拍手”ができぬまま。手の甲を反らせたニコールの様子は「まるで塗り立てのマニキュアを気にしているよう」「いや、これではまるでアザラシの曲芸だ」という声が噴出し、今年の授賞式の大きな話題のひとつとなった。

そんなニコールがこのほどラジオ番組『Kyle and Jackie O Show』のインタビューに応じ、「当日なぜ普通に拍手ができなかったのか」につきこう説明した。

「実は、あの時つけていた指輪に傷がつくんじゃないかと心配で…。」

ちなみにニコール本人も、自分の拍手の仕方につき「ぶざまだわ…」と自覚していたという。

「そう、気まずかったわ。だって、こう思っていたの。『どうすればいいの? 拍手はしたい。だって拍手をしないなんて、もっと酷いでしょう? みんなに『ニコールはどうして拍手しないんだ』なんて思われてしまうし。」
「だから拍手はしたのよ。でもそれが本当に難しくて。だってすごく大きな指輪をつけていたから。自分の指輪じゃなかったのよ。でもすごくゴージャスな指輪だったから、傷がついたらどうしようって怖かったの。」

高級ブランド「ハリー・ウィンストン」のダイヤモンドジュエリーを身に着けていたニコールは、「大切な借り物に傷をつけては大変」「でも受賞者には拍手をせねば」とずいぶん悩んでしまったそう。その結果少々不自然な拍手にはなってしまったものの、ニコールなりに精いっぱい気遣いをした結果だったのだ。

ちなみに容姿が完璧すぎるせいか、なんとなく冷たそうにも見えるニコール。しかし本当はとても優しい女性で、過去には夫キースと共に小児病院を訪問。そこで夫のギター演奏に合わせ歌ったほか、寄付をして帰っていったこともあるという。高額な指輪を無傷で返してもらったブランド側も、今回のニコールの心遣いにはきっと感謝していることだろう。

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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