海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】68歳男性 42歳年下女性と9回目の結婚を計画中(英)

クリステル・マルケス・ラレックさん(26)がロン・シェパードさん(68)と初めて出会ったのは約10年前のこと。クリステルさんはタイで暮らしていた7番目の妻の友人だったが、離婚とともにロンさんとは疎遠になっていった。しかし昨年11月、8番目の妻と上手くいかなくなったロンさんは、クリステルさんをFacebookで見つけ再び彼女と連絡を取り合うようになった。

2人が惹かれあうようになるのに時間はかからなかった。情熱的なロンさんはマニラから北に2時間ほどの距離にある、フィリピン北部ルソン島パンパンガ州の田舎町ルバオのクリステルさんの自宅に足を運び、クリスマス休暇を彼女の家族と一緒に過ごした。

42歳も年の離れた自分を常に気遣ってくれる、優しく美しいクリステルさんにロンさんは大感激。ニューイヤーズ・イブに家族みんなが集まる中、ロンさんはクリステルさんに跪いてプロポーズした。

7歳の息子を抱え、テレフォンオペレーターとして働くクリステルさんの答えは「I Will(結婚します)」。照れながらもしっかりとした答えだった。

そして11か月後の今月23日、クリステルさんは息子を家族に預け、来年の結婚を夢見てロンさんの住むイギリスにやってきた。約1か月間滞在する予定だという。

「私は世界中で一番の幸せ者。年齢はただの数字でしかない。愛が全てなんだ」と語るロマンティックなロンさんは、大きな花束とイタリアのチョコレート菓子「フェレロ・ロシェ」を持ってクリステルさんをロンドン・ヒースロー空港まで迎えに行った。

ロンさんはパーキンソン病を患っているが、クリステルさんと英南西部サマセット州サマートンにあるアパートに一緒に住むことを心待ちにしている。

「私はもういい年なのはわかっています。若い時の元気はもうありません。今は歩くのにも杖が必要ですし、医師には認知症の症状が出ており、もしかしたら3年くらいしか生きられないかもしれないとも言われています。そんな私を受け入れ、労り、温かく接してくれたのがクリステルだった。彼女こそ私が探していた人なのです。」

しかしロンさんは未だに8番目の妻であるウェン・プラチノさん(36)との離婚が正式に成立していない。ウェンさんとは2004年に結婚したが、嫌がらせをしたとして今年初めに妻との接触禁止令が出ており、先月は罰金600ポンド(約8万5千円)を支払っている。審問は来年1月に予定されているため、9回目の結婚はそれまでお預けだ。それでもロンさんは「老いていく自分をケアし寄り添ってくれる女性がいてくれると思うだけで元気が出る」とためらいもなく口にする。

ロンさんの最初の結婚は1966年。その後44年間は結婚している状態で、一番長かった婚姻期間は13年、短かったのはわずか10か月だったという。42歳も年上の“おじいちゃん”とも呼べる男性と結婚することについてクリステルさんはこう述べている。

「私がロンと結婚するのはパスポートのためではないし、彼を利用しているわけでもありません。ロンは過去には間違いを犯したかもしれませんが、私にとっては優しくて思いやりがあってユーモアのセンスがあって…。私は彼のことを愛しているのです。」

ロンさんには8人の子供がいるが、すでに精管切除をしており子供ができることはない。ロンさんの健康問題について尋ねられたクリステルさんは「年の差は関係ありません。私は彼の世話をしたいのです。ひとつ気になるのはイギリスがとても寒いってこと。それから…私が彼の最後の妻であることを願っているわ」と語った。

一方でロンさんが9回目の結婚を予定していることに対し、4番目の妻だったキャシー・ベースさんは眉をひそめて次のように話す。

「また結婚するの?って感じね。彼は彼のまま。変わることはないわ。クリステルさんには今のうちに結婚をやめるように忠告するわ。」

実はロンさん、8回目の結婚当時こんな言葉を残していた。

「ついに私は運命の女性を見つけたよ。」

ロマンスだけでなく介護問題も絡んできそうな結婚生活は、始まる前から波乱の予感がしないでもない。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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