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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「このまま鬼嫁と暮らすよりラク」 70歳男、銀行強盗を働く(米)

このほど米ミズーリ州のとある銀行で武装強盗を働いた高齢の男が逮捕された。取り調べに対して「妻が怖く、今後の人生は絶望的。いっそのこと刑務所に入りたかった」などと男は意外な動機を漏らし、警察官を苦笑させたことを『kansascity.com』が伝えている。

2日午後、ミズーリ州カンザスシティのミネソタ・アベニューにある「Bank of Labor」で強盗事件を起こし、逮捕・起訴されたローレンス・ジョン・リップル(70)。連邦裁判所に提出された文書によれば、窓口の出納係に「私は銃を持っている。お金をよこせ」なるメモを渡し、渡された現金を握りしめるとリップルはなぜかロビーのイスへ。警備員に自ら「私を取り押さえたいのでしょう」と申し出るなど態度はおとなしく、同じブロックに警察本部があることから通報から連行まで実にスムーズであった。

「妻とは喧嘩ばかりです。彼女の目の前で『君と一緒に余生を過ごすより刑務所に入った方がマシだ』と紙に書いて手渡すと家を出ました。」

銀行強盗事件だけにこの事件には連邦捜査局(FBI)が関わったが、あまりにも気弱にそう語るリップルには捜査官らも同情すら覚えたもようだ。日本の場合、リップルと同じような理由で“帰宅恐怖症”を自覚する男性は漫画喫茶、ネットカフェ、カラオケなどに向かうとも言われている。だがアメリカにはバーこそあれ、高齢男性でも気軽に入店できるようなそうした逃げ場はまず存在しない。

出典:http://www.kansascity.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)