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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「テーマはラスベガス」小学校チャリティパーティで“白い粉”をふるまい大ヒンシュク(NZ)

PTA活動に対する温かい理解と協力のもと、地域住民としっかり手を携えながら子供たちの教育にあたり、健全な成長を見守って約100年。そんな小学校がたった一度のチャリティパーティが原因でガクンと評判を落としてしまった。このほどニュージーランドのオークランド市で…。

問題のパーティを開催したのは、オークランド市ノースコートにある「Northcote Primary School」という1918年に開校した小学校。デボラ・ヒースマン校長をはじめほとんどの教諭が女性で、在籍児童数は430~480名ほどで推移し、国際色も豊か。英会話のクラスや補習を必要とする児童への対応も万全だとしている。

そんな小学校で3日夜、PTAの親善と募金活動を兼ねたチャリティイベントが行われた。パーティのテーマは『ラスベガス“Vegas, Baby”』、入場は成人オンリーと示された。当日の教室の壁にはきらびやかなラスベガスのポスターが貼られ、机はカジノのテーブルに大変身。さらに卓上に置かれた鏡の上には白い粉が山に盛られ、脇には粉を刻んで並べるためのカミソリの刃が。このやり方はコカインにほかならない。

これには保護者らも驚き、主催した学校側を強く批判。学校は「コカインは粉砂糖であり、人々に薬物使用を勧めるつもりもありません」としてSNSを通じて保護者、関係者らへの謝罪を発表した。これに学校理事会会長アンドリュー・フォックスさんは「ラスベガスのムードを出すためにそうした小道具も必要であったのでしょう。しかし小学校教育の場には不適切な選択でした」と述べている。

また、この小学校にはジョナサン・コールマン保健大臣の子息が通っており、大臣も保護者としてパーティに参加していたことが判明した。メディアの取材を受けた大臣は「薬物摂取などするわけがないでしょう。そんなものが用意されていたことも気づかなかった」と答えている。

出典:http://www.thescottishsun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)