幼い頃から勉強も遊びもいつも一緒。それこそ婚約者よりよほど長く自分を理解してくれていた大親友が他界してしまった。挙式を前に「彼女に祝ってもらうことができない結婚式なんて」と考えるようになってしまったその女性は、なんと親友を天国まで追いかけてしまった。
英グレーター・マンチェスターのラドクリフに暮らしていたジャズミン・ハワースさん(25)。大親友のディオンヌ・コルベットさんが首を吊って自殺を遂げたことにひどく打ちひしがれていた。2週間が過ぎてもなお悲しみが募ってくるジャズミンさんはある日、母親を伴って教会に出かけたという。
「ディオンヌは今、天国への階段を上っているところなのね。その半分ぐらいまで彼女を追いかけ、最後にもう一度“さようなら”を言いたい。」
『mogaznews.com』が伝えているところによれば、周囲には「ディオンヌの分まで私が頑張って生きてみせる」と誓っていたジャズミンさん。その言葉を誰もが信じていたが、教会に出かけた翌日、ジャズミンさんは天国への階段の半分どころか果てまで彼女を追ってしまった。庭の木を利用して首を吊ったジャズミンさんの変わり果てた姿を発見したのは、彼女との結婚を目前に控えていた婚約者であったという。
進学、就職、恋愛、結婚など、悩んだら必ず親友に相談しようと考える女の子は多い。不慮の事故や自殺などで片方が亡くなることがあると、もう片方は唯一無二の存在を失った悲しみと強いショックで感情が激しく高ぶり、そこに喪失感、虚無感、絶望感などが交錯して後追い自殺をするケースがまれにある。
出典:http://mogaznews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)