世界中を席巻中のポケモンGO。「流行に流されるものか!」とあえてそこから目をそらしてきた記者であるが、いまだに気にはなっている。とかなんとか言っているうちに若干ポケモンGOのニュースも食傷気味の空気が漂ってきてしまった。「流行が廃れ始めた頃にそこに乗るのが一番ダサい」そんなどうでも良いプライドに揺れる記者は、あえて、リリースされたばかりのゲームアプリに参戦することを決めた。
しかし、本当にゲームアプリは多い、多すぎる。この群雄割拠の業界で頭ひとつ、いや、ふたつもみっつもとびぬけたポケモンGOの凄さを改めて痛感した。迷いに迷って記者がダウンロードしたのが、9月7日にリリースされたばかりのRPG『モンスタースーパーリーグ』だ。こちらのアプリを選んだ理由はいくつかあるが、決定的だったのは、とにかく配信が開始された直後だったということ。「流行に乗るのではなく作ってみたい」これはもうポケモンGOの波に乗り遅れた記者の意地である。
こちらのゲーム、『App Store』に表示されるアイコンのキャラクターデザインは可愛い。色合いも明るくカラフルで女性である記者もゲームの世界にすんなり入っていける気がする。しかし、まずは実際にプレイしてみないことには始まらない。さっそくダウンロードしてゲーム開始。自分の名前を決めて、男子キャラか女子キャラか選択。女子キャラを選択すると、さらに色を3種類から選ぶことができた。赤い髪の女の子に決めて、いよいよスタート。
ゲームはセイラというキャラクターが手順を教えながら進めてくれた。スターガンとスターチップ3枚を受け取って、精霊の森でまずラットというモンスターを捕獲。出てくるモンスターは倒すだけではなく、「捕獲」というシステムがあり、捕獲したモンスターを自分のパーティーに加えることができる。捕獲のときの演出がなんだかイイ。モンスターは卵から入手することもでき、これで次にミカをゲット。自分のパーティーに入ったラットとミカが次のモンスターを倒してくれる。バトルはマニュアルで指示もできるが、自動で進められるのは確かに助かる。そしてモンスターは話をするので、ただ次々に倒すだけのRPGよりもモンスターに親しみがわきやすいかもしれない。
このモンスター(スターモン)はすでに550種類以上存在し、スターモン集めも面白そうだ。スターモンは6ランクまで育成したり、3回進化させることができる。進化ごとに25%ステータスが上昇し、見た目も美しく・かっこよくなっていくのは面白い。各スターモンには、5つの戦闘タイプ(タンク・バランス・回復・攻撃・守備)と5つの属性(火・水・木・光・闇)があり、各タイプのスターモンを4つ組み合わせ、パーティーを作り、各ダンジョンやプレイヤーバトルを進めていく。相手のボスの属性や特徴を考慮して、より効率的にダメージを与えられるようなパーティー編成を考えるのがポイントとなりそうだ。
また、プレイヤー同士の対戦も可能で、友達にプレゼントを送ったり、一緒に冒険を進めることもできる。1人でも複数人でも楽しめるのも特徴の一つか。
まとめとして今回記者が参戦した『モンスタースーパーリーグ』の特徴は絵の美しさ、キャラ集めや育成、戦略的バトルといった点。『App Store』のレビューには、「まあまあ」「今のところは面白いかな?」「なかなかいい」「意外にも」「最近のアプリにしてはちょっと捻ってあると思う」などのコメントが見受けられる。
総じて、今後の期待値が高い『モンスタースーパーリーグ』。果たしてポケモンGOに乗り遅れた記者の名誉を挽回してくれるか? もう少しやり込んでみる必要がありそうだ。今後も配信直後のゲームアプリには、遅れることなく食らい付き、引き続きご紹介していきたい。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)