深刻な大気汚染が社会問題になっている中国。今はさすがに愛煙家の数も減っているのであろうが、とにかく昔から大のタバコ好きと言われてきた中国の人々。時には幼い子がスパスパとタバコを吹かす超ヒンシュク写真も飛び出す国とあっては、動物もタバコと無縁ではないのかもしれない。
少し前からジワジワと世界に広まっていたというその写真や映像。甘粛省張掖市のある農家で撮影されたもので、ロバが嬉しそうにタバコを吸っている姿を捉えている。大変な農作業を終えると、働き者のロバに与えられるご褒美は薪かと思うほどの巨大サイズのタバコ。ロバの鼻の孔のサイズに合わせ、飼い主(氏名などは明らかにされず)が手巻きで作ってあげるという。
「よく働いてくれた日は(ロバは)神経も過敏になったままで、それをリセットするのがタバコなんです。今日もご苦労様という気持ちを込め、数分間かけてゆっくりと吸わせてあげています」と飼い主。ハードな仕事を終えて紫煙をくゆらせながらリラックス…これを至福のひと時と感じるのは人間だけではないと主張する。
左右に広く開いたロバの鼻孔。そのロバは右側の孔でタバコを吸い、左側の孔から煙をブハーッとそれは強烈な勢いで排出する。かなり慣れているのかむせる様子もない。「ロバが不機嫌そうにしている時は喫煙タイムが何よりの特効薬」と話す飼い主だが、この話題に世界からは「理由は簡単。あなたがニコチン中毒にしてしまっただけ」という批判の声が続出しているようだ。
出典:http://www.newsflare.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)