『コスビー・ショー』などで人気を博し、“America’s Dad（アメリカのパパ）”として国民に愛された人気コメディアン・俳優のビル・コスビー（79）。しかし、数十人もの女性が「過去に彼にレイプされた」と告白。優しく善良なイメージも一気に崩れ孤独になった彼は、人望のみならず視力まで失ってしまったという。

このほど、『NYポスト/Page Six』が「ビル・コスビーは全盲状態」と報道した。ある情報筋の証言として、以下のコメントを紹介している。

「（性的暴行の）犠牲者達にとっては、慰めになるかもしれません。彼はずいぶん苦しんでいますから。彼は進行性の目の病気を患っていて、今では完全に盲目なんです。ハリウッドの友人達も、彼に背を向けました。」
「今の彼は、ペンシルベニアの自宅にこもりきりです。そばにいるのは彼の妻だけですよ。」
「唯一の友達は、彼が報酬を払っている弁護士達です。」

ちなみにコスビーの病名は「円錐角膜」と言われており、最近では症状の悪化が囁かれていた。50人以上の女性達による「性的暴行を受けた」との主張で多くを失った彼に同情する声は少なく、昨年はQ Scoresなる会社が実施した調査で「最も嫌われているセレブ」の第1位に選ばれた。
（TechinsightJapan編集部　洋子アンダーソン）