とても陽気で明るい英ヘンリー王子だが、かつては軍人としてアフガニスタンでの任務にあたっていた。かなりの危険を伴う任務もこなしたという王子だが、今もふと当時の苦しい記憶が蘇ることがあるという。
このほどヘンリー王子が『Sky News』のインタビューに応じ、今も消えぬ戦争の記憶につきこのように明かした。
「少し前に、ある人にこう伝えました。まるで頭の中でスライドショーを見ているような気がしますと…。」
「(記憶は)常にそこにある…。特に暗い気分の時に、頭の中に(スライドショーのように)浮かぶんです。」
そんな王子は、すでに軍を去った身である。しかし王子は2014年に傷病兵らのためのスポーツイベント「Invictus Games」をスタート。彼らを支え応援する王子は、過去を振り返りこう述べた。
「幸運なことに、この目で見なくてすんだ場面もあります。でもその一方で、不幸なことに目撃してしまったことも…。でも試合に出る彼らの経験とは比べ物になりません。しかしこの僕には、少しではありますが彼らの経験が理解できるのです。」
戦争を経験したヘンリー王子は、この試合の開催決定時に「スポーツが障がいを乗り越えさせてくれること。そしてリハビリを支え回復を後押しすることを知っていただきたい」とコメント。また「アフガンでの戦いが終わっても、傷を負った兵士達の存在を覚えていてほしいのです」とも語っていた。
出典:https://www.instagram.com/kensingtonroyal
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)