世の中にはラッキーな人もいるものだ。アメリカで高額宝くじを2度も当てた男性のニュースを『foxnews.com』が伝えている。
ニューヨーク州ロングアイランド在住のブルース・マジストロさん(Bruce Magistro)は48歳、3人の子供を持つシングルファーザーである。建設会社で現場監督の仕事をする彼は、2012年にスクラッチくじで100万ドルを獲得。そして今月、前回とは種類が異なる「Win for Life game」というスクラッチくじで更に100万ドル(約1億840万円)の賞金を手にした。1度目の当選確率は252万分の1、今回は774万分の1だったという。
マジストロさんは「宝くじは毎日同じ場所で20ドル分買っています。今回のくじも前回当選した時と同じガソリンスタンドで買ったものですが、2度も当選するなんて信じられません」と驚きを隠せない。前回の当選後、マジストロさんは妻イヴォンヌさんをガンで亡くしており「前回の賞金のほとんどは妻の治療費で消えてしまいました。この当選は夢のようです」と顔をほころばせる。
マジストロさんの息子ニック・メイヤーズさんは、11日に開かれた記者会見で「母が亡くなったのはちょうど2年前の今日でした。今回の当選は母からの贈り物に違いありません」とその奇跡を話す。
実はマジストロさんのおめでたい話はこれだけではない。「当選を知ったとき隣にいたのはフィアンセでした。2人で家中を飛びまわって喜び合いましたよ」と婚約していることを明らかにした。そして「いくら宝くじにあたっても仕事を辞めるわけにはいかないからね。賞金はとりあえず2度目の結婚式にあてて、フィアンセと3人の息子たちとシェアしようと思う」と使い道を明かし、「この調子でいくと3度目もあるかもれないね」と冗談交じりに語っている。
出典:http://www.foxnews.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)